熱田神宮のパワースポットと由来|大楠・清水社・信長塀ほか、駐車場とあつたnagAyaも

熱田神宮の本宮

名古屋の人にとって、初詣や七五三、お宮参りでなじみ深い熱田神宮。境内には本宮のほかにもたくさんのお社や、言い伝えの残る場所があります。

この記事では、熱田神宮の「パワースポット」として知られる場所を、それぞれの由来とあわせてご紹介します。お参りのときに便利な駐車場の情報や、帰りに寄りたい「あつたnagAya」もまとめました。

まずは本宮へ|熱田大神と草薙神剣

熱田神宮の御祭神は熱田大神(あつたのおおかみ)。三種の神器の一つ・草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を御霊代(みたましろ)とする天照大神のことです。

日本武尊(やまとたけるのみこと)が亡くなったあと、お妃の宮簀媛命(みやすひめのみこと)が神剣を熱田の地にお祀りしたのが始まりとされ、約1900年の歴史があります。境内をめぐる前に、まずは本宮にお参りしましょう。

熱田神宮のパワースポットと由来

1. 大楠(おおくす)|弘法大師お手植えと伝わる御神木

熱田神宮の大楠

手水舎の北側にそびえる楠の大木です。弘法大師(空海)が植えたと伝えられ、樹齢は1000年を超えるといわれています。長い年月を見守ってきた大きな木の前に立つと、自然と背筋が伸びます。

2. 清水社(しみずしゃ)|「お清水さま」の湧き水

本殿の東にある、水をつかさどる罔象女神(みずはのめのかみ)をお祀りするお社です。社殿の奥から水が湧き出ていて「お清水さま」と呼ばれ、この水で目を洗うと目がよくなり、肌を洗うと肌がきれいになると信じられてきました。

3. 別宮 八剣宮(はっけんぐう)|武将たちが信仰したお社

正門(第一鳥居)の西にあり、本宮と同じ神様をお祀りしています。和銅元年(708年)、元明天皇の命で作られた神剣を祀ったのが始まりで、織田信長や徳川家康など、武家から厚く信仰されてきました。熱田神宮も、本宮の参拝のあとにお参りすることをすすめています。

4. 上知我麻神社(かみちかまじんじゃ)|知恵の文殊さま

南門の西側にあるお社で、熱田の地主神とされる乎止與命(おとよのみこと)をお祀りしています。「知恵の文殊さま」と呼ばれ、合格祈願に訪れる人が多い場所です。境内には大黒様(大国主社)と恵比須様(事代主社)もあり、毎年1月5日の「初えびす」は商売繁昌を願う人でにぎわいます。

近くの大幸田神社(おおさきだじんじゃ)は、食べ物をつかさどる宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)をお祀りし、「福の神」ともいわれています。

5. 一之御前神社(いちのみさきじんじゃ)|天照大神の荒魂

本宮の奥、「こころの小径」を進んだ先にあるお社です。天照大神の荒魂(あらみたま)=神様の活動的な働きをお祀りしています。以前は一般の参拝ができなかった場所で、境内でも特に静かで神聖な空気が感じられます。

6. 楠御前社(くすのみまえしゃ)|安産の「お楠さま」

社殿がなく、御神木の楠をお祀りしているお社です。「子安の神」「お楠さま」と呼ばれ、とくに安産の信仰が厚いことで知られています。本宮の授与所でいただく小さな鳥居に干支と名前を書いて奉納するのが、お願いの仕方です。妊娠中の方や、お宮参りを控えたご家族にもゆかりのある場所です。

7. 信長塀(のぶながべい)|桶狭間の勝利のお礼

熱田神宮の信長塀

永禄3年(1560年)、織田信長は桶狭間の戦いの前に熱田神宮で必勝を祈願しました。勝利のお礼として奉納したのがこの塀です。土と石灰を油で練り固め、瓦を厚く重ねたつくりで、日本三大土塀の一つに数えられています。

8. 南新宮社(みなみしんぐうしゃ)|境内でただひとつの朱塗りの社殿

熱田神宮の南新宮社

素盞嗚尊(すさのおのみこと)をお祀りするお社で、熱田神宮の境内で唯一の丹塗り(朱塗り)の社殿です。緑の木々の中に鮮やかな朱色が映え、境内でもひときわ目を引きます。

9. 佐久間燈籠・二十五丁橋|歴史を感じる見どころ

佐久間燈籠は、寛永7年(1630年)に佐久間勝之が、海で遭難しかけたときに熱田神宮に祈って助かったお礼として奉納した燈籠です。高さ約8mで、日本三大燈籠の一つとされています。

南神池のそばにある二十五丁橋は、25枚の板石でできた石橋で、名古屋で最も古い石橋といわれています。

出典:熱田神宮 境内案内

お参りするときのマナー

熱田神宮では、御垣内(みかきうち)や御殿内など、特に厳粛な場所での撮影・飲食・携帯電話の使用は控えるよう案内されています。現地の案内にしたがって、静かにお参りしましょう。

熱田神宮での七五三・お宮参りを考えている方へ

ご祈祷の受け方や混雑しやすい時期は、こちらの記事にまとめています。

熱田神宮で七五三お宮参りはいつ?

熱田神宮の駐車場

熱田神宮には無料の駐車場があります。

駐車場台数
東門駐車場約300台
南門駐車場約60台
西門駐車場約40台
  • 料金:無料
  • 時間:基本的に午後5時に閉門(祭典などで利用が制限されることがあります)
  • 年末年始は参拝者用の駐車場が閉鎖される期間があります。最新情報は熱田神宮の公式サイトで確認しましょう
  • 土日を中心に混み合うことが多いため、公共交通機関での参拝がおすすめです

電車なら、名鉄「神宮前」駅から徒歩約3分、JR「熱田」駅から徒歩約8分、地下鉄名城線「熱田神宮西」駅・「熱田神宮伝馬町」駅から徒歩約7分です。

出典:熱田神宮 交通アクセス

お参りのあとは「あつたnagAya」へ

名鉄「神宮前」駅の西口すぐにある「あつたnagAya(あつたながや)」は、2024年9月にオープンした商業施設です。愛知県産のスギやヒノキを使った木造平屋の建物に、飲食店やお土産のお店が並んでいます。

  • 食事:大久手山本屋 神宮前店(味噌煮込みうどん)、牛たん定食 めぐろ、風来坊 神宮前店(手羽先)など
  • お土産:えびせんべいの里、あつた小町 by Pare Marche(東海エリアのお菓子や地酒)、名鉄商店ATSUTA、妙香園(お茶)、あずき茶屋 亀屋芳広など

営業時間や定休日はお店ごとに違うので、事前に確認しておくと安心です。

出典:あつたnagAya 公式サイト

まとめ

熱田神宮には、本宮のほかにも由来のあるお社や見どころがたくさんあります。七五三やお宮参り、初詣で訪れたときに、少し足をのばしてめぐってみてください。帰りには、あつたnagAyaでのひと休みもおすすめです。

トップへ戻る
トップへ戻る